やってみよう!ビニール袋食
ビニール袋でお米が炊けるという情報を入手したので、さっそく挑戦してみることにしました。
炊飯袋(ハイゼックス包装食)と米と飲料水、そして沸騰したお湯があればお米が炊けるということで、今回は赤十字奉仕団のハイゼックス包装袋を使って炊飯にチャレンジしてみました。袋には、米1合の線と水量の線が書かれているため計量カップが無くても分かるようになっていて安心です。
※炊飯袋は強化ポリエチレンで出来ていて、沸騰したお湯に入れても有害物質を出しません。しかも一度に大量の炊飯ができる上に茶碗や炊飯道具が必要ないため、この炊飯方法は災害発生時に役立ちます。
さっそくお米を炊いてみました。線のところまで米と飲料水を入れて袋の口を輪ゴムで縛って、あとは沸騰したお湯に30分入れて待てば炊ける・・・はず!この時に大切なのが、袋の口を縛るときにしっかりと空気を抜くことです。空気を抜くことで、膨張して袋が破けるのを防ぐことができます。
待つこと30分。袋の中にまだ水が残っており失敗の予感が・・・?
もう少し煮てみることに。するとどんどん袋がパンパンに膨らんで米の粒が見えてきました。いい感じかも?お湯から取り出し10分程蒸らしてからお皿に出してみると、炊けてる!!成功です
さっそく出来上がったお米にカレーをかけて食べてみると、若干お米の芯は残ってはいましたがおいしいご飯になっていました。
炊飯袋を使ったご飯の炊き方はこちらのサイトを参考にしました。
初めて、炊飯袋を使ってお米を炊きましたが、思った以上に簡単に作ることが出来ました。
また、お米を炊く以外にも蒸しパンやパスタ、カレーなども包装食袋で作ることが出来ます。レシピを工夫することで災害時にも様々な料理を作ることができます。
百均のキャンプ用品売り場などにも炊飯袋が売っているようなので、気になった方はぜひ挑戦してみてください!
今回炊飯袋を使ってお米を炊いてみて、普段から防災を意識して実践してみる大切さや、炊飯器のある生活の快適さを改めて実感しました。
みなさまも、いざという時に備えて防災グッズをご準備ください。